| home | new <<>> old | | 投稿 | 通常表示 | 一覧 | 全表示 | 過去ログ | exciteブログ |

DELLノートパソコン分解中にコネクタ破損 / kaneko :DEL /RES
パソコンはDELLのネットブックです。お客様が分解して作業しているときにマザーボード上のコネクタ部品が外れてしまったということで修理のご依頼です。


お電話いただいた時は、無線LANの上の・・・といった感じで、どこの部品なのかがはっきりわからず、写真をメールで送っていただいて、修理可能とご連絡しました。



分解したままの状態で到着し、すぐさま状況を確認すると、なるほど電源スイッチに配線されるコネクタがマザーボードの側から取れてしまっています。
この配線が無ければスイッチは入りません。



ハンダ付けが甘かったのではないかな?という感じですが、外れてしまった部品も無くさずにありましたので、しっかりとハンダ付けして元通りに組み立てました。



ねじ受け部分のプラスチックが若干破損している箇所がありましたが、綺麗に組みあがり、正常に起動するようになりました。



ノートパソコンの分解は、毎日何台も作業していますが、コネクタがハンダ部分から取れてしまうことは1000台に1〜2台くらいあると思います。
以前プリントパターンごとはがれてしまったという修理依頼があり、修理に相当手間がかかったこともありました。

添付【s-DSC_0020.jpg】(67 kb)
 2013/02/27 (Wed) 12:27

NEC PC-LL550KG NECロゴで停止 / kaneko :DEL /RES
パソコンはNECのノートパソコンで、PC-LL550KGの修理ご依頼です。


電源を入れると、メーカーのロゴマークが出て、そこで停止してしまうというものです。


HDDの不良かな?と思い、新品のHDDを入れても症状変わらず。
HDDを取り外すとBIOS画面までは進むようです。


HDDのコントローラあたりの不良のようです。
HDDの型番や容量を認識できない不具合です。



こうなると、仕方がありません。
マザーボードの交換修理となりました。


お客様に状況を説明し、お見積をご案内すると、修理して欲しいということでした。


部品を手配して、3日程度で入荷となり、本日マザーボードの換装が終わって正常動作が確認できました。

添付【IMG_5478.JPG】(137 kb)
 2013/02/20 (Wed) 17:56

Disk Antivirus Professional ウィルス駆除 / kaneko :DEL /RES
今回のパソコンは、千葉県市原市からのご依頼の東芝ノートパソコンです。OSはWindowsXPです。

ウィルス感染してしまったということで、駆除のご依頼です。



Disk Antivirus Professionalというソフトが起動して、パソコンの操作が出来なくなっています。

ウィルスバスターが入っていたのですが、期限切れでした。期限切れでなくてもこの手のウィルスには感染してしまう場合がありますので注意が必要です。


WindowsUPDATEを行い、不審なソフトはインストールしないことが大事です。



セキュリティソフトを装って、パソコンにインストールさせて、勝手にウィルスを検出したと騒ぎ立てて、クレジットカードで購入させるのがこの手のトロイの木馬ウィルスの特徴です。



感染すると、Windows XPでは、
C:\Documents and settings\All Users\Application Data\ の中に不審な英数字の文字列(20〜30桁ほど)のフォルダやファイルが作成されています。

Windows Vistaと7 では、
C:\ProgramData\
の中に不審な英数字のフォルダが作成されるようです。

どちらも隠しファイルですので、フォルダオプションから隠しファイルを表示する設定にして、削除してしまいましょう。



さらに、レジストリにも記述が残りますので、こちらも削除が必要です。レジストリの削除は普通の人は危険な作業ですのでやらないほうが良いでしょう。
なれた人に依頼してください。



今回は、ウィルスを駆除して、さらにWindowsUPDATEを行い、ウィルス対策ソフトをインストールしてのご返却となりました。
 2013/02/19 (Tue) 10:27

PowerMacG4 M8570電源が入らない / kaneko :DEL /RES
パソコンは、apple Power Mac G4 M8570 ですが、電源ボタンを押すと一瞬だけ電源ランプが点灯して、すぐに消えてしまい、画面が表示されない症状の修理依頼です。


急ぎで直して欲しいということで、まずはデータだけでも取り出して欲しいとのこと。


結構古いパソコンですが、当時は高価だったモデルですので、大事に使っている人も多いはず。


この症状の場合は、電源ユニットの故障の可能性が高く、電源ユニットさえ直せば、今までのデータはそのままで動作します。



月曜日の入荷が多かったので、火曜日の作業となってしまいました。悪いことをしてしまったと、反省しつつ、症状を確認し、電源でほぼ間違いないと目星をつけて分解開始です。


DVDドライブ、HDDを取り外し、ロジックボードへの配線を外してようやく電源ユニットを取り外します。


使う工具はトルクスネジのドライバーとプラスドライバーになります。


電源ユニットを取り出した後は、電源ユニットの中にある基板を取り外します。
電源ユニットの回路基板には、さらに小さな基板が2個付いていて、それらも分解し、かなりの手間がかかりますが、手が入らない部分の部品が壊れていますので、丁寧に基板を分解してから、目的の電解コンデンサを交換します。


交換後には、圧縮エアーでホコリを飛ばしてから元通りに組み立てます。



さて、HDDをつけない状態で、電源ユニットとロジックボードを配線してまずは動作チェックです。

電源ボタンを押すと、「ジャジャーン」Macの起動音が鳴り、息を吹き返しました。


HDDを取り付けて、電源を入れると、HDDのチェックソフトがエラーを修正してくれて、しばらく待つとデスクトップが表示されました。


やった〜!修理完了!

添付【IMG_5343.JPG】(91 kb)
 2013/02/05 (Tue) 15:37

Express Mail というpcdfsvcウィルス / kaneko :DEL /RES
今日、Express Mailという件名のFedExを騙るウィルスメールがやってきた。

最近、FedexやEMS、DHLで部品を多数仕入れているので、何が発送になったんだろうと、このメールにまんまとひっかかってしまった。

まず、GET & PRINT RECEIPTのボタンをクリックすると、なにやらダウンロードされる。
ダウンロードされたファイルは、ZIPファイルで、解凍すると勝手にテキストファイルが表示され、偽の出荷番号などが表示されます。

すぐに、怪しいと気がついて、ウィルスソフトが入っているパソコンで解析しようと作業をしました。どうやら、偽セキュリティソフト Security Defender ウイルス に感染したようです。

この感染したパソコンでは全てのexeファイルが実行できなくなっています。regeditが起動出来ないので、駆除も容易ではありません。

一度再起動してセーフモードで起動させるが、それでもexeファイルが実行できない。
ウィルスの自動実行を停止させるためレジストリを修正したいのですがregedit.exeが起動出来ません。
偽のウィルス警告が出て、アプリケーションを実行させてくれないのです。

さて、困りました。

そのウィルスは、レジストリの情報によると、pcdfsvc ウィルスのようで、C:\Program Data\pcdfdata\*** というフォルダに保存されていて、自動起動されるようになっています。

ネットで「pcdfsvc ウィルス」と検索すると、すぐに対策方法を案内しているページにたどり着きました。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/virus-fakedef.htm

ありがたい情報で、このページの情報を元に駆除をすることが出来ました。

regedit.exeがそもそも起動出来ないのですが、右クリックして「管理者として実行」を選択すると何とか起動出来たので駆除作業ができました。

全てのexeファイルが実行できなくなったのを修正したり、ライセンス認証をやり直したりと直すのに2時間近くかかってしまいました。

今回のような新しいウィルスとの戦いを通して、さらに経験値が高まったのですから、良かったこととしましょう。

添付【virus20130122.jpg】(80 kb)
 2013/01/22 (Tue) 12:31

XPS M1330画面に線が出たあと画面が出なくなった / kaneko :DEL /RES
WindowsVistaモデルのNvidiaグラフィック搭載のパソコンで多発している症状なのですが、画面に縦線がいくつも表示されるようになったり、画面が真っ暗になってしまいます。

すでに、対策のグラフィックチップが出回っていて、対策前のグラフィックチップのものはかなりの確率で不具合が発生します。

不具合を回避するために、Intelのグラフィックのモデルのマザーボードに交換するという手もあります。

お客様に、状況を説明したところ、やはりスペック的にNvidiaのほうが高いのであれば、Nvidiaの対策品での交換でお願いしたいということでした。

対策品のマザーボードに交換し、念のためヒートシンクに銅板を追加しての交換修理ということになります。

添付【IMG_5239.JPG】(77 kb)
 2013/01/18 (Fri) 10:35

nx6320 HDDを認識しない / kaneko :DEL /RES
今回のパソコンは、hpのcompaq nx6320の修理です。

HDDを認識しないという症状で、BIOS上で確認してもHDDがありません。
端子の接触不良なのかと思って接点復活剤を使っても駄目。

試しにHDDを新品に交換して、認識するか確認しましたが、これまた認識できません。

SATAの端子ですが、スルホールでのハンダ付けとなっているので、ハンダ割れになりにくい構造です。HDDは若干の振動もあるからコネクタ部品もしっかりしているんだなと、コネクタ部品の不良ではありません。

マザーボードをよ〜く確認しましたが、FET、コンデンサの不良は見当たりませんでした。

こうなると、チップセットの不良の可能性が高いです。さすがにチップセット不良となるとマザーボードの交換修理となります。

マザーボードの在庫があったので、さっそく交換してみます。
無事HDDを認識して、WindowsXPが起動しました。
HDDには問題が無かったようです。

急ぎの修理だったようで、ついさっき催促の電話がありました。
部品があったので、即日修理完了できました。

添付【IMG_5238.JPG】(98 kb)
 2013/01/17 (Thu) 16:20

システム管理のパソコンがダウン、緊急修理 / kaneko :DEL /RES
昨日の夕方17:30頃に「システムの制御用パソコンがダウンしたので、今から見ていただけますか?」の電話。

制御用パソコンの緊急修理という雰囲気が一瞬緊張させる。
「お待ちしておりますので、気をつけて来てください。」


19:00に技術担当のお客様がパソコンを持って来店した。
話を伺うと、1万5千キロワットの変電設備が停止しているという。
変電所の制御用パソコンだった。
いったい何世帯分なのかな?と思ったがそんな事よりも直るかどうかが問題だ。

パソコンは、DELL OPTIPLEX GX280

パソコンの内部を確認し、HDDの配線を外す。
起動できないときのダメージをHDDに与えないためだ。
HDD、DVD、など余計なものを取り外し、まずは動作を確認すると、電源は入らない。


電源ユニットだけで通電をチェックする。
マザーボードへ接続するコネクタの緑色の配線と黒色のグランド端子をショートさせるが、電源ユニットのファンは回らない。

電源ユニットが壊れているのは確実だ。


続いて、マザーボードを目視でチェックすると、コンデンサの破裂が見つかった。

「30分で直します」とその技術者に伝えるとあちらこちらに電話をかけながら、店を出ていった。


さぁ、まずはマザーボードを取り出して、膨れているコンデンサを交換する。

内部のホコリは全く無い。
置かれている環境は相当良いところで使われているようだ。

コンデンサの交換を終えて、さっそく通電テストを行うとBIOSが正常起動した。

元通り組み込んで、電源ユニットも新品に交換する。
配線を綺麗に束ねて、HDDを付けての動作チェック。
Windows2000が起動し、自動で制御用のソフトらしきものが起動して、通信が始まった。


チェックを終えて、修理伝票を作成していると、コーヒーを持ってお客様が帰って来た。

「これ飲んでください」と暖かい差し入れだった。

19:40、「これから復旧させます。お世話になりました。」と帰って行った。

今からじゃ終わるのは夜遅くなるから大変だな・・・。

「これが仕事ですから」という技術者さんの一言で任されている責任の重さを感じた。
世のため人のためって言う仕事って良いなと思った。そして、その仕事に協力出来たことがうれしい。
 2013/01/09 (Wed) 10:10

USBメモリーが認識しなくなった / kaneko :DEL /RES
USBメモリーが認識しなくなったということで、修理のご依頼がありました。

分解して、基盤を確認しますが折れているところや曲がっている部分も無く、テスターでチェックすると抵抗値も適正な値が出ています。
(電源系の回路で50〜100Ωほど)

う〜ん、破損していないとなるとコントローラICの不良か、メモリーICの不良となります。コントローラICの不良であれば、メモリーICをはがして基盤を交換すれば直るのですが、メモリーIC側の故障の場合はデータが保存されているICが故障していることになりますので、データの取り出しは出来ません。

今回は、お客様が同じUSBメモリーを所有していて、それを送っていただきました。

正常なUSBメモリーと壊れたUSBメモリーを比較すると、正常なものはパソコンに接続すると赤いLEDランプが点灯し、時々点滅する状況で、すぐに認識されて、内容を読み取ることが出来ます。

壊れたUSBメモリーは、パソコンに接続しても認識されず、LEDランプも全く点灯しません。

2個のUSBメモリーを分解して、メモリーICを取り外し、基盤を入れ替えたところ、見事!パソコンに認識されるようになりました。
今回はコントローラICの不良だったようです。

保存されていたデータを取り出して、代替用のUSBメモリーに移動してのご返却となりました。念のためDVD-Rにも保存しました。

データの一時的な保存には向きますが、やはり故障がつき物の部品ですので、USBメモリーだけではなく、パソコン側と2箇所に保存するようにするのが良いと思います。

パソコンのHDDの空きが少なくなった場合は、思い切って大きな容量のHDDに交換するのも手です。
データをUSBメモリーや外付けHDDなどの外部記憶装置に保存してパソコン側のデータを消去してしまうと、外部記憶装置が壊れた時に大変なことに・・・。

添付【IMG_5122.JPG】(87 kb)
 2013/01/08 (Tue) 14:03

DELL Studio one 19 電源ボタンを押しても反応がない / nagaoka :DEL /RES
最近多くなった一体型パソコン。ケーブル類もスッキリしてとてもスマートです。

一体型パソコンで多い故障が放熱不足によるコンデンサの破裂などです。
電源ユニットやマザーボードと呼ばれるプリント基板には電解コンデンサという部品が多数使われていて、このコンデンサが不良となると電圧が低下して正常に起動出来なくなります。

このパソコンStudio one 19は分解が大変なので、分解に慣れていないと開けられないと思いますが、後ろのケース側をがばっと開ける格好です。

さて、基盤を詳しく確認すると、やっぱりコンデンサに不良がありました。
国産の高品質のコンデンサに交換して、通電チェックです。
電源スイッチを押すとちゃんと画面が表示されるようになりました。

分解ついでに内部のホコリを掃除機でクリーニングしておきます。
今回はそれほどホコリは溜まっていませんでした。

ホコリが溜まっていないのにコンデンサが不良になってしまうなんて、一体何が悪いんでしょうか?少々疑問が残りますが、今回は耐圧電圧が高いコンデンサに交換しました。

まだまだ新しい機種ですから、これから修理が増えてくるんでしょう。
1〜2日で修理完了できます。

添付【IMG_5054.JPG】(140 kb)
 2012/12/21 (Fri) 11:37

pass:

| home | new <<>> old | パソコン修理はPCアシスト