WindowsXPのサポートが2014年4月で切れます。
サポートが切れると何が起こるのでしょうか?
それは、WindowsUPDATEが出来なくなるということです。
ウィルスソフトの更新サービスは、さらに1年程度は各メーカーが対応するようです。
現在WindowsXPSP3で使用していて、IE8の環境であったとすれば、しばらくは問題なく利用できると思います。
しかし、HDDが破損したりWindowsがおかしくなってリカバリを行った場合には、サービスパックのダウンロードや、IEの更新、Flashの更新などが出来なくなり、現状の環境まで復帰させられなくなるでしょう。
私は、そうしたUPDATE等が出来ない為にパソコンが今まで通り使えなくなったら買い換えれば良いのでは無いかと考えています。
もちろん、HDDは消耗品ですのでデータの紛失を防ぐためのバックアップは買い換えようが買い換えまいが欠かせません。
また、OSを含めたHDDイメージをバックアップしておくというのも一つの方法です。
しかし、古いパソコンをいつまでも使用されると、困るのはメーカーです。新しい製品を買ってもらいたい気持ちはわかります。
XPのサポートはとっくに切れているはずだったのに、延長してもらっていたのも事実です。
今回のXPサポート終了で、買い替え需要が起こりパソコン業界も少しは活気が付くのではないかと思います。弊社でも数件の買い換え納品がありました。
魅力的な新しい製品があれば買うのでしょうが、メールを見て、時々年賀状などを作成する程度の人にはわざわざ買い換える気にはならないかもしれません。
結局のところ、パソコンは単なる道具です。
やりたい事が出来ればそれで良いのです。
ブルーレイディスクを友人から貰って、古いパソコンで見られなかったから新しいパソコンに買い換えた、など、やりたい事が出来ないから買い換えるのであって、不都合が無ければそのまま使い続けてOKだと思います。
私もつい先日まで、OutlookExpressを利用していましたが、大量のメールの中から、検索するのに時間がかかっていたので、先日Windows8に更新をしました。
今ではようやく操作にも慣れました。
新しいパソコンには、それなりの機能があります。その機能が必要とされたならば、買い換える。必要と感じなければ今までのパソコンを使い続ける。というところで結局良いような気がします。
セキュリティ云々で、買い替えるように脅かす人もいますが、なにも2014年4月までに買い換える必要は無いですね。
所詮パソコンは道具ですからいつか壊れてその時はあきらめて買い換えるのですから。
古いパソコンでも使用者にとって使い勝手が良いものは作業がはかどります。
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