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WindowsXPサポート終了後でも使える? / kaneko :DEL /RES
WindowsXPのサポートが2014年4月で切れます。

サポートが切れると何が起こるのでしょうか?
それは、WindowsUPDATEが出来なくなるということです。


ウィルスソフトの更新サービスは、さらに1年程度は各メーカーが対応するようです。


現在WindowsXPSP3で使用していて、IE8の環境であったとすれば、しばらくは問題なく利用できると思います。
しかし、HDDが破損したりWindowsがおかしくなってリカバリを行った場合には、サービスパックのダウンロードや、IEの更新、Flashの更新などが出来なくなり、現状の環境まで復帰させられなくなるでしょう。


私は、そうしたUPDATE等が出来ない為にパソコンが今まで通り使えなくなったら買い換えれば良いのでは無いかと考えています。
もちろん、HDDは消耗品ですのでデータの紛失を防ぐためのバックアップは買い換えようが買い換えまいが欠かせません。
また、OSを含めたHDDイメージをバックアップしておくというのも一つの方法です。


しかし、古いパソコンをいつまでも使用されると、困るのはメーカーです。新しい製品を買ってもらいたい気持ちはわかります。
XPのサポートはとっくに切れているはずだったのに、延長してもらっていたのも事実です。


今回のXPサポート終了で、買い替え需要が起こりパソコン業界も少しは活気が付くのではないかと思います。弊社でも数件の買い換え納品がありました。


魅力的な新しい製品があれば買うのでしょうが、メールを見て、時々年賀状などを作成する程度の人にはわざわざ買い換える気にはならないかもしれません。


結局のところ、パソコンは単なる道具です。
やりたい事が出来ればそれで良いのです。


ブルーレイディスクを友人から貰って、古いパソコンで見られなかったから新しいパソコンに買い換えた、など、やりたい事が出来ないから買い換えるのであって、不都合が無ければそのまま使い続けてOKだと思います。


私もつい先日まで、OutlookExpressを利用していましたが、大量のメールの中から、検索するのに時間がかかっていたので、先日Windows8に更新をしました。
今ではようやく操作にも慣れました。


新しいパソコンには、それなりの機能があります。その機能が必要とされたならば、買い換える。必要と感じなければ今までのパソコンを使い続ける。というところで結局良いような気がします。


セキュリティ云々で、買い替えるように脅かす人もいますが、なにも2014年4月までに買い換える必要は無いですね。
所詮パソコンは道具ですからいつか壊れてその時はあきらめて買い換えるのですから。

古いパソコンでも使用者にとって使い勝手が良いものは作業がはかどります。
 2013/11/27 (Wed) 11:39

USBメモリー修理 / kaneko :DEL /RES
USBメモリーの修理依頼が増えています。毎月40本前後の修理を行っています。


ぶつけて、認識しなくなったということで、LexarのUSBメモリー4GBが修理で送られてきました。
前日、Wiiで使用していてぶつけて折れ曲がって認識されなくなったというドラクエバージョンのUSBメモリー16GBと同じ基板でした。

その、ドラクエバージョンのUSBメモリーは、コントローラーICが破損していて、基板を交換してご返却となりました。



今回、同じ基板で故障個所も同じコントローラーICです。
端子のはんだ割れがあったので、半田修理を行い、抵抗値が戻ったのですが、チップに割れがあるようで、正常に認識されませんでした。

前日の基板があれば、メモリーIC貼り替えで簡単に直るのに・・・前日の修理では、Wiiで使っているためデータがパソコンで読めなかったので、新しいUSBメモリーにデータを移してご返送するというわけには行かず、弊社のドナー基板に交換してお客様の元へご返送してしまいました。


あの基板1枚しか無かったので、今日の修理はPC-3000にすべてを託すしかありません。


お客様の壊れたUSBメモリーから、メモリーICを取り外し、PC-3000でデータを読み出します。

まぁ、たいていはICのデータは読めるのですが、問題は取り出したデータは16進数のデータとしてしか見ることが出来ないので、エクセルやワード、JPG画像などのファイルとして復元しなくてはならないのです。


今回は、コントローラーICがSM3253L-AEというもので、メモリーICの破損もほんのわずかだったので、無事データ解析が出来て、エクセルデータ330個として復元することが出来ました。



あぁ良かった。

添付【IMG_6285.JPG】(112 kb)
 2013/11/22 (Fri) 14:46

IEの画面の下に広告が・・・ / かねこ :DEL /RES
IEを開くと、画面の下に広告が出るようになっていた。

ads by yahoo! japan という広告です。

コントロールパネルから、
NaviNow Web Toolを削除すると広告は消えました。
 2013/09/20 (Fri) 15:22

PC-LF750/7 CPUファンから異音がする / kaneko :DEL /RES
NEC LaVieノートPC LF7507

CPUファンから異音がして、起動時の画面も赤くなっており、しばらく経つと真っ暗になるという修理依頼。



CPUファンの交換修理を行い、液晶画面はバックライトの劣化が原因だったのでバックライト交換となりました。


すでにCPUファンは部品の供給が終わっていますが、弊社では互換のCPUファンへの交換を行うので新品部品での修理が可能です。

添付【IMG_5675.JPG】(101 kb)
 2013/04/02 (Tue) 16:36
Re: PC-LF750/7 CPUファンから異音がする / kaneko :DEL /RES
純正CPUファン部品は、SUNON GC054509VH-8A 台湾製部品です。これを同サイズの互換部品に交換しています。
 2013/04/02 (Tue) 16:40

X201i CPUファン交換 / nagaoka :DEL /RES
Lenovo ThinkPad X201iパソコンですが、CPUファンから異音がするという修理依頼です。

「ほぼ毎回、Fun Errorが表示され、電源が入らない。スイッチを入れる前に、ファンに吹きかけると、電源が入る。時々、ファンのあたりから異常音がしたり、高熱になったりすることがある。」


仕事で使用しているので、最短で修理して欲しいということだったので、先行しての部品手配となりました。

FRU P/N 60Y5422 DV5V/350mAのToshiba Home Technology Corporation製造のパーツです。


部品は2日ほどで入荷し、翌週パソコンが修理に到着しました。


動作チェックを行うと、「ギュイーン」という異音がしています。
ヒートシンクにはホコリがびっしりで、ヒートシンクもかなり高温になっていたことと思われます。


パソコンを分解し、ファンを取り出して、回転軸にグリースを塗り、5Vの電圧をかけてファンの回転チェックを行いますが、少々振動があります。


仕入れてあった新品ファンに同じ電圧をかけて回転させると新品はスムーズに回転します。


今回は、部品交換となりました。
パソコン到着の当日中に完了してご返却することが出来ました。
 2013/04/01 (Mon) 17:10

パソコンが起動しない Insert Boot Media・・・ / kaneko :DEL /RES
Insert Boot Media・・・

真っ黒な画面に、白い英語のメッセージで起動しないということで、出張サポートに出かけました。

BIOSが起動できたので、HDDの接続状況を確認すると、認識されていません。

DVDのみ認識されている状態です。
SATAのHDDなので、IDEモードやAHCIモードなどテストしてみますが、HDDを認識しません。


内部を確認しようと、分解してみると、あれ?


HDDのSATAケーブルがわずかに斜めに差し込まれているように見えます。
地震か振動で、ケーブルが抜けかかってしまったようです。


手持ちの絆創膏で、抜けないように固定して、お客様に状況をご説明して修理完了としました。


もし、再発するようであれば、ストッパーつきのSATAケーブルに交換するつもりです。
しばらく様子をみていただきましょう。


近頃地震も多いから、こんなこともあるのかな?
 2013/03/19 (Tue) 14:41

ホームページがabout:blankに設定され、変更できない / kaneko :DEL /RES
いつの間にか、インターネットのホームページが真っ白になって、いつものページに変更できない。ネットの画像が更新されない。開けないページがある。


そんなインターネットがらみの不具合で、出張依頼がありました。


すぐに伺って状況を確認すると、Windows7でInternetExplorer9を使っていて、インターネットオプションでホームページを設定しても、about:blankに戻ってしまいます。

IEがおかしくなったかな?と思い、まずはIE10に更新して、キャッシュなども削除してIEの設定を初期化してみました。

しか〜し、about:blankに設定されたままです。




こういうときはウィルスソフトが怪しいと思い、ウィルスソフトを確認するとKINGSOFTのウィルスソフトが2種類インストールされていました。


System Defenderの設定の中に、ホームページをロックする機能があり、そこがabout:blankに設定していたのでした。

ロックを解除して、ホームページの変更は可能になりましたが、スクリプトを使ったWebページの閲覧が出来ません。


カウンターなど、正常に表示されなかったり、そもそもページが出なかったりと、普通にページを表示させるだけで、細かい設定が必要なようです。



結局KingSoftのウィルスソフトを削除して、正常にページが見られるようになりました。


ソフトが更新されて、機能が強化されたのが原因なのでしょう。
ウィルスが居るようなところを閲覧するような方ではないので、ウィルスソフトなしで、そのまま利用していただくようにしました。
何かおかしな状況になればすぐに私に連絡が来るので、まぁ心配無いでしょう。
 2013/03/14 (Thu) 15:16

SONY AR51DB 液晶ライン抜けの症状 / kaneko :DEL /RES
本日修理のパソコンは、SONYの17インチ液晶ディスプレイの大き目のノートパソコンAR51DBですが、液晶パネルにライン抜けの症状があり、液晶パネル交換修理でのお預かりです。


部品を手配して、現在入荷待ちとなっているのですが、SSD256GBへの換装も希望されており、そちらの換装を先に行いました。


元のHDDが160GBだったので、OSを含めて丸ごとコピーして、領域を調整するだけで、そのまま起動出来るようになりました。


WindowsXPですが、メモリ1GB搭載で起動まで1分少々といったところです。
余計な常駐ソフトがまだ多そうです。メーカー製のパソコンの場合は最初から多くのアプリケーションがインストールされていて、起動時に読み込まれるソフトが多いのです。



タスクマネージャーを起動させて、起動直後のプロセスを確認するとなんと100!ちょっと多すぎます。


弊社で自作して納品するパソコンでは50前後で、通常は60〜70くらいでしょうか?


今までこれで使っていたのだから、SSDになって速くなったと感じていただけるとは思いますが、まだまだ速くさせることが出来そうです。



レジストリから不要な常駐ソフトを削除して、調整しておきましょう。
 2013/03/14 (Thu) 10:43

問題が発生したため、PCを再起動する必要があります。 / kaneko :DEL /RES
Windows8のパソコンで、インターネットを閲覧中に突然フリーズ。
あれ、どこをクリックしても反応が無い・・・。



すると、問題が発生したため、PCを再起動する必要があります。
エラー情報を収集しています。再起動出来ます。(100%完了)

詳細については、次のエラーを後からオンラインで検索してください。BAD_SYSTEM_CONFIG_INFO



となり、再起動すると、



PCを診断中



となって、しばらく待たされることに。

何とか起動したので、CristalDiskInfoでHDDの状況を確認すると、不良セクタが出来ています。
リードシークエラーも多数でてる・・・。


HDDの交換が必要です。
すぐに新しいHDDにデータを丸ごとコピーします。2時間後コピーが終わって起動させるがイマイチ動作がおかしい。
コピーの際にスキップが10個くらいあったので、大事なファイルに破損があったものと思われます。

ライセンス認証もされていない状況なのですが、なぜか認証できない。





いろいろと、やってみましたが、最終的にはWindows8の上書きインストールを行いました。
Windows8を起動した状態で、Windows8インストールディスクを入れて、インストールをやり直しました。

ソフトの入れなおしも必要になってしまいましたが、ライセンス認証も済んで普通に動作出来るようになりました。


その後、1週間経ちます。修理前はイベントビューアーのシステムのログに多数のエラーがあったのですが、エラーはすっかり無くなって快調そのものです。



HDDは突然壊れるので困りますが、データのバックアップさえしっかり取っていれば恐れることはありません。

添付【IMG_5512.JPG】(70 kb)
 2013/03/08 (Fri) 15:56

buffalo外付けHDD(LS-L500GL)が壊れた / kaneko :DEL /RES
BUFFALOの外付けHDDですが、ネットワークからアクセス出来ず、データが読み出せないということで修理のご依頼がありました。

状況を確認すると、電源は入っていて一見正常にも見えますが、アクセスが出来ません。


分解して、内部を確認しますが、基板の不良は無さそうです。
HDDを取り出して、エラーを確認すると、リードシークエラーが複数出ていて、不良セクタも少しだけ検出されました。

どうやら、HDDの不良のようです。


HDDのデータを新しいHDDに全てコピーします。
通常なら、500GB程度であれば60分位でコピー出来るのですが、故障している場合は転送速度が遅くなり時間が長くなります。

何とか最後までコピーが終わり、組み込んでBUFFALOのユーティリティーから、HDDにアクセスすることが出来ました。
パスワードがかかっているので、とりあえず認識できるところまでの復旧で、ご返却することにしました。

お急ぎの修理ということで、当日中の出荷を目指して作業していたのですが、出荷の時間までにコピーが終わらず、お預かりして翌日の出荷となりました。



到着後、お客様から連絡があり、ファームウェアの更新が必要となったが、無事に認識できました。との事でした。Linuxで動作しているのですが、HDDの不良により、ファームウェアの更新が必要となってしまったようです。



ネットワーク対応型でNASと呼ばれるこの手のハードディスクは、職場などでファイルの共有サーバーとして多く利用されていますが、突然壊れてしまい、仕事がストップしてしまう事態になります。


担当者を決めて、データを定期的にバックアップするか、自動バックアップソフトを導入して、どこかにバックアップを取っておくと安心ですね。

添付【IMG_5519.JPG】(103 kb)
 2013/03/06 (Wed) 15:29

DELLノートパソコン分解中にコネクタ破損 / kaneko :DEL /RES
パソコンはDELLのネットブックです。お客様が分解して作業しているときにマザーボード上のコネクタ部品が外れてしまったということで修理のご依頼です。


お電話いただいた時は、無線LANの上の・・・といった感じで、どこの部品なのかがはっきりわからず、写真をメールで送っていただいて、修理可能とご連絡しました。



分解したままの状態で到着し、すぐさま状況を確認すると、なるほど電源スイッチに配線されるコネクタがマザーボードの側から取れてしまっています。
この配線が無ければスイッチは入りません。



ハンダ付けが甘かったのではないかな?という感じですが、外れてしまった部品も無くさずにありましたので、しっかりとハンダ付けして元通りに組み立てました。



ねじ受け部分のプラスチックが若干破損している箇所がありましたが、綺麗に組みあがり、正常に起動するようになりました。



ノートパソコンの分解は、毎日何台も作業していますが、コネクタがハンダ部分から取れてしまうことは1000台に1〜2台くらいあると思います。
以前プリントパターンごとはがれてしまったという修理依頼があり、修理に相当手間がかかったこともありました。

添付【s-DSC_0020.jpg】(67 kb)
 2013/02/27 (Wed) 12:27

NEC PC-LL550KG NECロゴで停止 / kaneko :DEL /RES
パソコンはNECのノートパソコンで、PC-LL550KGの修理ご依頼です。


電源を入れると、メーカーのロゴマークが出て、そこで停止してしまうというものです。


HDDの不良かな?と思い、新品のHDDを入れても症状変わらず。
HDDを取り外すとBIOS画面までは進むようです。


HDDのコントローラあたりの不良のようです。
HDDの型番や容量を認識できない不具合です。



こうなると、仕方がありません。
マザーボードの交換修理となりました。


お客様に状況を説明し、お見積をご案内すると、修理して欲しいということでした。


部品を手配して、3日程度で入荷となり、本日マザーボードの換装が終わって正常動作が確認できました。

添付【IMG_5478.JPG】(137 kb)
 2013/02/20 (Wed) 17:56

Disk Antivirus Professional ウィルス駆除 / kaneko :DEL /RES
今回のパソコンは、千葉県市原市からのご依頼の東芝ノートパソコンです。OSはWindowsXPです。

ウィルス感染してしまったということで、駆除のご依頼です。



Disk Antivirus Professionalというソフトが起動して、パソコンの操作が出来なくなっています。

ウィルスバスターが入っていたのですが、期限切れでした。期限切れでなくてもこの手のウィルスには感染してしまう場合がありますので注意が必要です。


WindowsUPDATEを行い、不審なソフトはインストールしないことが大事です。



セキュリティソフトを装って、パソコンにインストールさせて、勝手にウィルスを検出したと騒ぎ立てて、クレジットカードで購入させるのがこの手のトロイの木馬ウィルスの特徴です。



感染すると、Windows XPでは、
C:\Documents and settings\All Users\Application Data\ の中に不審な英数字の文字列(20〜30桁ほど)のフォルダやファイルが作成されています。

Windows Vistaと7 では、
C:\ProgramData\
の中に不審な英数字のフォルダが作成されるようです。

どちらも隠しファイルですので、フォルダオプションから隠しファイルを表示する設定にして、削除してしまいましょう。



さらに、レジストリにも記述が残りますので、こちらも削除が必要です。レジストリの削除は普通の人は危険な作業ですのでやらないほうが良いでしょう。
なれた人に依頼してください。



今回は、ウィルスを駆除して、さらにWindowsUPDATEを行い、ウィルス対策ソフトをインストールしてのご返却となりました。
 2013/02/19 (Tue) 10:27

PowerMacG4 M8570電源が入らない / kaneko :DEL /RES
パソコンは、apple Power Mac G4 M8570 ですが、電源ボタンを押すと一瞬だけ電源ランプが点灯して、すぐに消えてしまい、画面が表示されない症状の修理依頼です。


急ぎで直して欲しいということで、まずはデータだけでも取り出して欲しいとのこと。


結構古いパソコンですが、当時は高価だったモデルですので、大事に使っている人も多いはず。


この症状の場合は、電源ユニットの故障の可能性が高く、電源ユニットさえ直せば、今までのデータはそのままで動作します。



月曜日の入荷が多かったので、火曜日の作業となってしまいました。悪いことをしてしまったと、反省しつつ、症状を確認し、電源でほぼ間違いないと目星をつけて分解開始です。


DVDドライブ、HDDを取り外し、ロジックボードへの配線を外してようやく電源ユニットを取り外します。


使う工具はトルクスネジのドライバーとプラスドライバーになります。


電源ユニットを取り出した後は、電源ユニットの中にある基板を取り外します。
電源ユニットの回路基板には、さらに小さな基板が2個付いていて、それらも分解し、かなりの手間がかかりますが、手が入らない部分の部品が壊れていますので、丁寧に基板を分解してから、目的の電解コンデンサを交換します。


交換後には、圧縮エアーでホコリを飛ばしてから元通りに組み立てます。



さて、HDDをつけない状態で、電源ユニットとロジックボードを配線してまずは動作チェックです。

電源ボタンを押すと、「ジャジャーン」Macの起動音が鳴り、息を吹き返しました。


HDDを取り付けて、電源を入れると、HDDのチェックソフトがエラーを修正してくれて、しばらく待つとデスクトップが表示されました。


やった〜!修理完了!

添付【IMG_5343.JPG】(91 kb)
 2013/02/05 (Tue) 15:37

Express Mail というpcdfsvcウィルス / kaneko :DEL /RES
今日、Express Mailという件名のFedExを騙るウィルスメールがやってきた。

最近、FedexやEMS、DHLで部品を多数仕入れているので、何が発送になったんだろうと、このメールにまんまとひっかかってしまった。

まず、GET & PRINT RECEIPTのボタンをクリックすると、なにやらダウンロードされる。
ダウンロードされたファイルは、ZIPファイルで、解凍すると勝手にテキストファイルが表示され、偽の出荷番号などが表示されます。

すぐに、怪しいと気がついて、ウィルスソフトが入っているパソコンで解析しようと作業をしました。どうやら、偽セキュリティソフト Security Defender ウイルス に感染したようです。

この感染したパソコンでは全てのexeファイルが実行できなくなっています。regeditが起動出来ないので、駆除も容易ではありません。

一度再起動してセーフモードで起動させるが、それでもexeファイルが実行できない。
ウィルスの自動実行を停止させるためレジストリを修正したいのですがregedit.exeが起動出来ません。
偽のウィルス警告が出て、アプリケーションを実行させてくれないのです。

さて、困りました。

そのウィルスは、レジストリの情報によると、pcdfsvc ウィルスのようで、C:\Program Data\pcdfdata\*** というフォルダに保存されていて、自動起動されるようになっています。

ネットで「pcdfsvc ウィルス」と検索すると、すぐに対策方法を案内しているページにたどり着きました。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/6130/notes/virus-fakedef.htm

ありがたい情報で、このページの情報を元に駆除をすることが出来ました。

regedit.exeがそもそも起動出来ないのですが、右クリックして「管理者として実行」を選択すると何とか起動出来たので駆除作業ができました。

全てのexeファイルが実行できなくなったのを修正したり、ライセンス認証をやり直したりと直すのに2時間近くかかってしまいました。

今回のような新しいウィルスとの戦いを通して、さらに経験値が高まったのですから、良かったこととしましょう。

添付【virus20130122.jpg】(80 kb)
 2013/01/22 (Tue) 12:31

XPS M1330画面に線が出たあと画面が出なくなった / kaneko :DEL /RES
WindowsVistaモデルのNvidiaグラフィック搭載のパソコンで多発している症状なのですが、画面に縦線がいくつも表示されるようになったり、画面が真っ暗になってしまいます。

すでに、対策のグラフィックチップが出回っていて、対策前のグラフィックチップのものはかなりの確率で不具合が発生します。

不具合を回避するために、Intelのグラフィックのモデルのマザーボードに交換するという手もあります。

お客様に、状況を説明したところ、やはりスペック的にNvidiaのほうが高いのであれば、Nvidiaの対策品での交換でお願いしたいということでした。

対策品のマザーボードに交換し、念のためヒートシンクに銅板を追加しての交換修理ということになります。

添付【IMG_5239.JPG】(77 kb)
 2013/01/18 (Fri) 10:35

nx6320 HDDを認識しない / kaneko :DEL /RES
今回のパソコンは、hpのcompaq nx6320の修理です。

HDDを認識しないという症状で、BIOS上で確認してもHDDがありません。
端子の接触不良なのかと思って接点復活剤を使っても駄目。

試しにHDDを新品に交換して、認識するか確認しましたが、これまた認識できません。

SATAの端子ですが、スルホールでのハンダ付けとなっているので、ハンダ割れになりにくい構造です。HDDは若干の振動もあるからコネクタ部品もしっかりしているんだなと、コネクタ部品の不良ではありません。

マザーボードをよ〜く確認しましたが、FET、コンデンサの不良は見当たりませんでした。

こうなると、チップセットの不良の可能性が高いです。さすがにチップセット不良となるとマザーボードの交換修理となります。

マザーボードの在庫があったので、さっそく交換してみます。
無事HDDを認識して、WindowsXPが起動しました。
HDDには問題が無かったようです。

急ぎの修理だったようで、ついさっき催促の電話がありました。
部品があったので、即日修理完了できました。

添付【IMG_5238.JPG】(98 kb)
 2013/01/17 (Thu) 16:20

システム管理のパソコンがダウン、緊急修理 / kaneko :DEL /RES
昨日の夕方17:30頃に「システムの制御用パソコンがダウンしたので、今から見ていただけますか?」の電話。

制御用パソコンの緊急修理という雰囲気が一瞬緊張させる。
「お待ちしておりますので、気をつけて来てください。」


19:00に技術担当のお客様がパソコンを持って来店した。
話を伺うと、1万5千キロワットの変電設備が停止しているという。
変電所の制御用パソコンだった。
いったい何世帯分なのかな?と思ったがそんな事よりも直るかどうかが問題だ。

パソコンは、DELL OPTIPLEX GX280

パソコンの内部を確認し、HDDの配線を外す。
起動できないときのダメージをHDDに与えないためだ。
HDD、DVD、など余計なものを取り外し、まずは動作を確認すると、電源は入らない。


電源ユニットだけで通電をチェックする。
マザーボードへ接続するコネクタの緑色の配線と黒色のグランド端子をショートさせるが、電源ユニットのファンは回らない。

電源ユニットが壊れているのは確実だ。


続いて、マザーボードを目視でチェックすると、コンデンサの破裂が見つかった。

「30分で直します」とその技術者に伝えるとあちらこちらに電話をかけながら、店を出ていった。


さぁ、まずはマザーボードを取り出して、膨れているコンデンサを交換する。

内部のホコリは全く無い。
置かれている環境は相当良いところで使われているようだ。

コンデンサの交換を終えて、さっそく通電テストを行うとBIOSが正常起動した。

元通り組み込んで、電源ユニットも新品に交換する。
配線を綺麗に束ねて、HDDを付けての動作チェック。
Windows2000が起動し、自動で制御用のソフトらしきものが起動して、通信が始まった。


チェックを終えて、修理伝票を作成していると、コーヒーを持ってお客様が帰って来た。

「これ飲んでください」と暖かい差し入れだった。

19:40、「これから復旧させます。お世話になりました。」と帰って行った。

今からじゃ終わるのは夜遅くなるから大変だな・・・。

「これが仕事ですから」という技術者さんの一言で任されている責任の重さを感じた。
世のため人のためって言う仕事って良いなと思った。そして、その仕事に協力出来たことがうれしい。
 2013/01/09 (Wed) 10:10

USBメモリーが認識しなくなった / kaneko :DEL /RES
USBメモリーが認識しなくなったということで、修理のご依頼がありました。

分解して、基盤を確認しますが折れているところや曲がっている部分も無く、テスターでチェックすると抵抗値も適正な値が出ています。
(電源系の回路で50〜100Ωほど)

う〜ん、破損していないとなるとコントローラICの不良か、メモリーICの不良となります。コントローラICの不良であれば、メモリーICをはがして基盤を交換すれば直るのですが、メモリーIC側の故障の場合はデータが保存されているICが故障していることになりますので、データの取り出しは出来ません。

今回は、お客様が同じUSBメモリーを所有していて、それを送っていただきました。

正常なUSBメモリーと壊れたUSBメモリーを比較すると、正常なものはパソコンに接続すると赤いLEDランプが点灯し、時々点滅する状況で、すぐに認識されて、内容を読み取ることが出来ます。

壊れたUSBメモリーは、パソコンに接続しても認識されず、LEDランプも全く点灯しません。

2個のUSBメモリーを分解して、メモリーICを取り外し、基盤を入れ替えたところ、見事!パソコンに認識されるようになりました。
今回はコントローラICの不良だったようです。

保存されていたデータを取り出して、代替用のUSBメモリーに移動してのご返却となりました。念のためDVD-Rにも保存しました。

データの一時的な保存には向きますが、やはり故障がつき物の部品ですので、USBメモリーだけではなく、パソコン側と2箇所に保存するようにするのが良いと思います。

パソコンのHDDの空きが少なくなった場合は、思い切って大きな容量のHDDに交換するのも手です。
データをUSBメモリーや外付けHDDなどの外部記憶装置に保存してパソコン側のデータを消去してしまうと、外部記憶装置が壊れた時に大変なことに・・・。

添付【IMG_5122.JPG】(87 kb)
 2013/01/08 (Tue) 14:03

DELL Studio one 19 電源ボタンを押しても反応がない / nagaoka :DEL /RES
最近多くなった一体型パソコン。ケーブル類もスッキリしてとてもスマートです。

一体型パソコンで多い故障が放熱不足によるコンデンサの破裂などです。
電源ユニットやマザーボードと呼ばれるプリント基板には電解コンデンサという部品が多数使われていて、このコンデンサが不良となると電圧が低下して正常に起動出来なくなります。

このパソコンStudio one 19は分解が大変なので、分解に慣れていないと開けられないと思いますが、後ろのケース側をがばっと開ける格好です。

さて、基盤を詳しく確認すると、やっぱりコンデンサに不良がありました。
国産の高品質のコンデンサに交換して、通電チェックです。
電源スイッチを押すとちゃんと画面が表示されるようになりました。

分解ついでに内部のホコリを掃除機でクリーニングしておきます。
今回はそれほどホコリは溜まっていませんでした。

ホコリが溜まっていないのにコンデンサが不良になってしまうなんて、一体何が悪いんでしょうか?少々疑問が残りますが、今回は耐圧電圧が高いコンデンサに交換しました。

まだまだ新しい機種ですから、これから修理が増えてくるんでしょう。
1〜2日で修理完了できます。

添付【IMG_5054.JPG】(140 kb)
 2012/12/21 (Fri) 11:37

NEC Lavie電源が入らないと言うが / kaneko :DEL /RES
古いWindows98のパソコンですが、NEC Lavie LU50L/Sというノートパソコンの電源が入らないということで修理のご依頼です。

HDDのデータを消さないようにということだったので、まずは分解してHDDを取り外し、HDDとパソコン本体と動作チェックを行います。

パソコンは、電源が入り通常通りBIOS設定画面も開けました。
再起動を何度か行いましたが起動は問題なさそうです。

HDDをチェックすると不良があり、コピーすることに。

HDDの容量は10GBです。コピーにかかる時間は10分弱のはずですが、エラーがあるため、コピーの所要時間は延びていきます。2時間ほど経過した段階で76%という表示が出ていました。

その後はなかなかコピーが進まず、結局5時間ほど経過したところで途中で止めて、動作を確認してみました。100%終わらなくてもソフトやデータが入っている部分がコピー出来れば起動出来るはず。

無事に起動は出来ました。

しかし、電源が入らないという症状が確認出来ていません。

もしかして・・・とCPUファンの回転音を確認すると音が出ていません。ファンの排気部分からの風も出ていない状況です。
キーボードを外してCPUのヒートシンクを直接触ってみるとかなりの高温になっています。
なるほど、CPUファンが回らずに熱暴走で電源が切れて、そのため電源が入らない状況になっていたようです。

CPUファンを交換して、起動させるとファンがちゃんと回って風も出てくるようになりました。

念のため15時間以上連続で起動させましたが、問題ないようです。

このパソコンは生産ラインの機器の制御用に使用されていたようですが、何とか直って元通りに動作させることが出来ました。

今回も「生産ラインが止まってます」というプレッシャーに負けず、無事解決できてよかったです。

添付【IMG_4991.JPG】(89 kb)
 2012/12/19 (Wed) 12:25

デスクトップパソコンで負荷をかけると電源が落ちる / kaneko :DEL /RES
今回のパソコンはデスクトップパソコンでPrimePCというショップブランドのBTOパソコンです。

H55DE3というマザーボードで、グラフィックカードにはGeForceGTS250が搭載されています。

負荷がかかると電源が落ちるという症状なのですが、中を開けてみるとCPUファン、グラフィックファン共にホコリがびっしりです。

まずはクリーニング前に動作チェックを行いますが、CPUの温度が82度まで上がります。

クリーニング後は同じ作業を行って67度という結果になりました。

このパソコンのCPUはCorei7-870(2.93GHz)で、MAX99度まで耐えられるようです。

弊社でテストした際には、グラフィック用のベンチソフトを稼動させて計測したのですが、使用中に落ちるほどというと、さらに負荷がかかっているのでしょう。一体どんな作業をしているのか・・・?


ファンにホコリが溜まったまま使用すると、CPUだけではなくマザーボード上のコンデンサなどいろいろな部品が高温になって、不良の原因となります。
年末の大掃除のついでに、パソコンも掃除したほうが良いですね。

添付【IMG_4974.JPG】(126 kb)
 2012/12/18 (Tue) 11:16

IODATA LANDISK HDL-C1.0読み出せない修理 / kaneko :DEL /RES
ネットワーク用ハードディスクが接続できなくなったということで、金曜の朝電話が入った。
佐倉市のお客様で、すぐに修理に伺った。

電源を接続して、電源ボタンを押すと、赤いランプが数回点滅して消えてしまう症状。

機器自体はほんのり温まっているので、HDDは回転しているようだ。

HDDを取り出して、エラーを確認すると、稼働時間23,573時間。ハードウェアECC検知エラー回数176,565となっている。他のエラーは出ていない。
稼働時間からすると、3年弱で壊れてしまった計算です。もう少し長持ちしてくれれば良いのに。

幸いデータの読み出しは出来そうだ。

仕事でそのまま使えるように新しいLANDISKを用意して、データを移動した。

前と同じ状況で使用できるように設定を以前と同じ状態にして、再び設置に伺った。午後2時過ぎには今までどおり仕事が出来るようになった。

今まで一度もデータのバックアップをしたことが無いということだったので、担当者にバックアップの方法をご案内しました。

バックアップ先のHDD内に、「バックアップ」というフォルダを作り、その中へバックアップ作成日のフォルダを作成する。
作成したフォルダへ、大事なデータをバックアップ元からドラッグしてコピーするだけだ。

バックアップは、最新の2個だけ保存し、古くなった日付のフォルダはゴミ箱へ。

私のバックアップのとり方はそんな感じ。

バックアップ用のソフトはいろいろとあり、差分だけ保存してくれるものなど、便利な機能を持つものもあるが、ソフトにはバグやエラーがつき物なので、私はバックアップ作業にはソフトは使わない。


金曜日には、他に2台の外付けHDDが修理で送られてきた。
1台はUSB接続のタイプ、もう一台がネットワーク対応のBUFFALOのLINKSTATION LS-L500GLです。

USBタイプの方は、カツンカツンという音がしてファイルの読み出しが出来ない状態で、物理的な破損が重度のようです。残念ながらデータの取り出しは出来ませんでした。

LS-L500GLは、回路の修理で無事認識できるようになりました。

ネットワーク対応のHDDは、Linuxのファイルシステムの場合もありますが、弊社ではLinuxのファイルシステムでもデータの取り出しが出来ます。

添付【IMG_4967.JPG】(139 kb)
 2012/12/17 (Mon) 10:08

SONY USBメモリの折れた修理 / kaneko :DEL /RES
SONYのUSBメモリが折れ曲がってしまって、パソコンに認識できなくなっているのを修理しました。

分解して、USBメモリの基盤を取り出すのですが、このメモリは分解するのがちょっと難しいです。薄いプラスチックを帯状に切ったものを隙間に差し込んで分解します。

やりにくいときはニッパーで切りますが、内部の基盤の電子部品を傷つけないように注意が必要です。


分解した後は、実体顕微鏡を使って、半田が割れた部分や、プリント基板の回路パターンのはく離している部分を見つけて、極細ジャンパー線で補修します。

このように折れ曲がってしまったものは大抵データを取り出すことが出来ます。最近の復旧率は90%です。
データの取り出しは1〜2日で完了します。


折れていないのに、突然認識しなくなった場合は、メモリICチップの不良の可能性が高く、修理できないケースが50%程度あります。

まずは、無料見積からお問い合わせください。

添付【IMG_4844.JPG】(48 kb)
 2012/12/13 (Thu) 17:59

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