USBメモリーの修理依頼が増えています。毎月40本前後の修理を行っています。
ぶつけて、認識しなくなったということで、LexarのUSBメモリー4GBが修理で送られてきました。
前日、Wiiで使用していてぶつけて折れ曲がって認識されなくなったというドラクエバージョンのUSBメモリー16GBと同じ基板でした。
その、ドラクエバージョンのUSBメモリーは、コントローラーICが破損していて、基板を交換してご返却となりました。
今回、同じ基板で故障個所も同じコントローラーICです。
端子のはんだ割れがあったので、半田修理を行い、抵抗値が戻ったのですが、チップに割れがあるようで、正常に認識されませんでした。
前日の基板があれば、メモリーIC貼り替えで簡単に直るのに・・・前日の修理では、Wiiで使っているためデータがパソコンで読めなかったので、新しいUSBメモリーにデータを移してご返送するというわけには行かず、弊社のドナー基板に交換してお客様の元へご返送してしまいました。
あの基板1枚しか無かったので、今日の修理はPC-3000にすべてを託すしかありません。
お客様の壊れたUSBメモリーから、メモリーICを取り外し、PC-3000でデータを読み出します。
まぁ、たいていはICのデータは読めるのですが、問題は取り出したデータは16進数のデータとしてしか見ることが出来ないので、エクセルやワード、JPG画像などのファイルとして復元しなくてはならないのです。
今回は、コントローラーICがSM3253L-AEというもので、メモリーICの破損もほんのわずかだったので、無事データ解析が出来て、エクセルデータ330個として復元することが出来ました。
あぁ良かった。
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