Linux-PC実験室 2002/12/17 Home <<Back >>Next | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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RedHatLinux7.3サーバー構築メモ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本日ようやく完成した、職場のLinuxサーバーhttp://www.pc.sytes.net/の構築までの手順をここにメモする。 このメモを参考にする場合は、自己リスクでお願いします。 今回RedHatLinux7.3は、[カスタム]としてすべてのファイルをインストールしたが、下記の記述では、GNOMEワークステーションでインストールした場合を想定して記述してある。 ここでは、いちいちインストール方法などは記述しないので、関連書籍等自分で調べてください。 IPアドレスは、それぞれ下記のように設定した。
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パソコンのスペック | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回用意したサーバー用パソコン本体のスペックは下記の通り。
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ドメイン名の取得 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
No-IPのサイトから[FREE!]欄の[SignUp]を開き、ユーザー登録する。 数分で登録したメールアドレス宛てにパスワードが送られてくる。 No-IPのサイト左上入力欄に[Mailアドレス]と[パスワード]を使ってLoginする。 [Add]を開き、好きなホストネームを登録する。([AllowWildcards]にチェックを入れてから[Create]する) |
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IPアドレスの設定 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
RedHatLinux7.3をインストールしたパソコンを起動する。 [プログラム]→[システム]→[ネットワーク設定]を開く。 [ネットワーク設定のデバイス]タブを開き、[編集]ボタンをクリックする。 [全般]タブの[自動的にIPアドレス設定を取得]にチェックを入れる。 <例> eth0(WAN側)
eth1(LAN側用に用意したが、今回はルーターのGapNATにて他のPCを接続するので何も接続していません)
■[ネットワーク設定のホスト]タブを開き、[追加]ボタンからホストを登録する。 <例>
■[DNS]タブを開き、下記設定する。
■ファイアーウォールの解除 GNOMEターミナルを起動して、lokkit と入力する。 今回はMidiumのセキュリティを設定している。詳細は後ほど記述する。 |
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アップデータのインストール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
No-IPのサイトから画面右下[Dyn-Update Client]の欄の[Linux]をクリックする。 [Linux No-IP Updater v1.6.0]をダウンロードする。 GNOMEターミナルを起動して、下記の手順で解凍する。
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HTTPサーバーの構築 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■インストール [インストールCD2]を挿入し、[GnomeRPM]を自動起動させる。 [インストール]ボタンをクリックする。 [パッケージ]→[System Environment]→[Daemons]を開く。 [apache-1.3.23-11]にチェックを入れる。 [パッケージ]→[Applications]→[System]を開く。 [apacheconf-0.8.2-2]にチェックを入れる。 [インストール]ボタンをクリックする。 ■Apacheの起動 [プログラム]→[システム]→[Apache設定]を開く。 [メイン]タブに下記入力する。
[サーバ]タブに下記入力する。
■サービスの設定 [プログラム]→[システム]→[サービス設定]を開く。 一覧から[httpd]の[起動時に開始]にチェックを入れる。 ■ホームページを用意する /var/www/html フォルダにホームページを作成して保存する。 ■WebDAVの追加(LAN経由でディレクトリの共有をする) [インストールCD2]を挿入し、[GnomeRPM]を自動起動する。 [インストール]ボタンをクリックする。 [パッケージ]→[System Environment]→[Daemons]を開く。 [mod_dav-1.0.3-5]にチェックを入れる。 [インストール]をクリックしてインストールする。 ■データベースファイルを作成する [GNOMEターミナル]を起動する。 下記入力してデータベースファイルを作成する。
■httpdconfの編集 /etc/httpd/conf/httpd.conf ファイルをエディタで開く。 末尾に下記入力して上書き保存する。
■ユーザーディレクトリをWebページとして公開する設定 上記[httpd.conf]の設定で、さらに下記内容を追加する。
なお、cgiを使う場合は、下記の行を見つける。 AddHandler cgi-script .cgi この行がコメント化されていたら、#を消す。 ※/usr/sbin/suexecファイルをrenameするか、削除してsuexecファイルを無効化します。このファイルがあると、ユーザーディレクトリでのCGIファイル実行時にInternal Server Error 500が表示されてにっちもさっちも行かなくなります。これに気づくまでに2週間ほどかかりました。(^_^; |
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perlのコピー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
RedHatLinux7.3ではPerlのパスが/usr/bin/perlとなっているが、σ(^_^)の今までの環境では、/usr/local/bin/perlだったので、ファイルのパスが同じになるように該当するPerlで始まる関連ファイル5個を/usr/local/bin/perlへコピーした。 これで、iswebやbiglobe、ぷららなどで今まで使用していたCGIファイルがほとんど修正なしで動作します。 |
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FTPサーバーの構築 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[インストールCD2]を挿入し、[GnomeRPM]を自動起動させる。 [インストール]のボタンをクリックする。 [パッケージ]→[System Environment]→[Daemons]を開く。 [wu-ftpd-2.6.2-5]にチェックを入れる。 [anonftp-4.0-9]にチェックを入れる。 インストールをクリックする。 ■設定する [プログラム]→[システム]→[サービス設定]を開く。 [wu-ftpd]を見つけ、[起動時に開始]にチェックを入れる。 [保存]をクリックして終了する。 |
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ルーターの設定 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■GapNAT機能を使用する設定にし、セキュリティを適当に設定します。 セキュリティについての詳細は、インターネットでもっと詳しい人のページを参考にしましょう(^_^; |
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